pip install や easy_install を速くするための pypi の設定変更

pip や easy_install が突然速くなるかもしれない で紹介した pypi からのインストール高速化の第一弾が始まりました。

といっても、いきなり勝手に pypi 側でスクレイピングするURLを変更するのではなくて、パッケージ管理者が明示的に指定する方法になります。 pypi にパッケージをアップロードしている人は設定変更しましょう。

パッケージの管理画面のうち url の画面を開くと、この画像のようなページが表示されます。

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まず、 Hosting Mode のところで、 "As above but also..." になっているのを "Do not extract..." に変えます。これで、アップロードしたファイル以外を探しに行くことがなくなります。 (pypi にパッケージをアップロードしていない人は、 download_url を指定して "Present URLs..." を選択すると良いでしょう)。下の change ボタンを押して設定を反映します。

次に、過去の long_description から抽出されてしまった URL も削除します。 Additional File URLs のところで Toggle All をチェックし、下の remove ボタンを押します。

まずは自分のパッケージを設定変更した上で、普段使っているライブラリでインストールが遅いものがあったら教えてあげましょう。

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