マナー

マナーの定義を、「複数人が存在する場所(=社会)で、できるだけお互いに不快感を与えないようにするためのルール」としよう。この場合、マナー向上のためには2つの方法がある。

1つめは、がんがんルールを厳しくすることだ。ジーンズで仕事しているのを不快に思う人がいればジーンズ禁止にすればいい。Tシャツをズボンのすそに入れないのがだらしなく思えるなら、禁止したらいい。全員が、「一人でも不快に思うことはしない」ようにする。

2つめは、他人の価値観を尊重することだ。自分が考える「社会人として恥ずかしくない格好」と他人が考えるそれとが違うことを認め、ジーンズもTシャツのすそを出すのも認める。全員が、「実害がないことを、自分の価値観にあっていないというだけで不快に思わない」ように心を広くする。

さて、あなたはどちらの職場で働きたいですか?「不快な事がない!=快適」なのだから、もっと後者の考え方を認めませんか?

まぁ、現実のマナーなんてのは、お偉いさんが「職場を見回ってたら○○してる人をみかけた。○○禁止っ!」で決まってしまうんだけど・・・この場合のマナーとは、「お偉いさんが不快に思わないためのルール」ね。

他には、お客様と直接会うような場合は、「お互い」じゃなくて「お客様」が不快に思わないようにするのが最優先。コレは当たり前。

このブログに乗せているコードは引用を除き CC0 1.0 で提供します。