MRAM降臨

http://journal.mycom.co.jp/news/2006/07/11/100.html
とうとうMRAMの商用化が始まった。MRAMの集積度が上がるにつれて、どんどんコンピューティングスタイルが変わっていくだろう。HDD並の集積度が実現できれば、HDDやフラッシュメモリと揮発性メモリの区別が無くなるのだ。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50560934.html

「OSの再起動」だって、わざわざOSを「読み上げ直す」のではなく、別の領域に読み込んだ上で、そこから実行しなおすだけでいいということになる。「再起動」すら死語になるかも知れないのだ。

んっと、MRAMはデバイスとしてNOR型Flashみたいに直接実行可能なモノだから、「別の領域に読み込」まなくても、MMUが直接OSをマッピングしちまえば良い。もうすぐ64bitがメインストリームになるから、1GBや2GBなんてセコイ単位でなく、TB単位のMRAMストレージを、現在DRAMを扱っているように扱える。MRAMの容量単価がDRAMに大きく劣る時期でも、DRAMとMRAMを混ぜてMMUでマッピングできるようにするべきだろう。MRAM上のデータをいったんDRAMにロードしないと実行できないなんて、DRAM容量とロード時間の無駄でしかない。

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