JPEGの次が必要な理由

既にデジカメから離れてしまってるんだけど、デジカメネタ。
画素を増やす競争は、1/2.5では500万か600万画素程度で止めて、ダイナミックレンジ競争に行って欲しかった。
陰影が強い風景を、白にも黒にも潰れずに写真に納めたい。それに必要なのは、ダイナミックレンジの広い素子と、それに対応した次世代JPEG。

RAWで撮影できる機種は、RAWが各色12bitとか16bitになってれば高ダイナミックレンジが実現できるけど、結局最後にディスプレイに写したりJPEGに変換したりする時点でダイナミックレンジが失われてしまう。ガンマを弄るか、明るい方or暗い方を潰してベタにしてしまう。それに、そもそもRAWデータは使い勝手が悪いから、撮ってそのまま見れるフォーマットで高ダイナミックレンジが欲しい。

さて、JPEGと同じ方式で高ダイナミックレンジを実現するには、

  • YUVもしくはRGBを、各色16bitで保存する。
  • Yを16bit、UVを8bitで保存し、UVは色差の絶対値ではなく比率を表す。

という方法を思いつく。後者の方が効率は良いけど、ま、両方の方式に対応したフォーマットにすれば良いね。

ということで、ライセンスフリーでオープンな次世代JPEGフォーマットを激しく希望。

このブログに乗せているコードは引用を除き CC0 1.0 で提供します。