SOUNDPEATS Air4 Pro というイヤホンを使っていて、結構通話品質が良い。去年発売のモデルだと結構有名なメーカーの製品でも金属管の中を通したかのようなエコーがかかる製品があったりするけれども、このイヤホンはかなり自然な音で通話できる。今はセール価格とクーポン合わせると7000円以下で買えるのでけっこうお勧め。
このイヤホンは高音質で通話できるaptX VoiceとLE Audioに対応しているのだが、Pixel 8でLE Audioを使ってみるとマイクが動作しない。イヤホン側の問題なのかスマホ側の問題なのかはまだ不明。最近aptX Voice対応スマホを安く譲っていただいて、やっと高音質通話を体験することができた。
- Pixel 8 + Air4 Pro SOUNDPEATS Air4 Pro.m4a - Google ドライブ
- aptX Voice + Air4 Pro SOUNDPEATS Air4 Pro aptxvoice.m4a - Google ドライブ
Pixel 8と接続したときは、十分にクリアだとはいえ、やはり高音が無いこもり感や、狭い押し入れの中で通話しているかのようなエコーがある。
一方でaptX Voiceで接続したときは圧倒的に音質がクリアになり、こもり感もエコーも感じない。有線イヤホンと比べても遜色ないだろう。
aptX Voiceを使えるのは、だいたいaptX Losslessに対応したイヤホンとスマホだ。Snapdragon Sound認証が必要になる。aptX Losslessはオーディオにお金を払う人がいるからまだわかるが、aptX Voiceまで抱き合わせでプレミア化する必要はあったのだろうか?スマホもイヤホンもQualcommのチップを使ってれば通話音質がいいよ、って方が、ユーザーにとってもQualcommにとっても良かったのではないか。
あと、YouTubeでイヤホンのレビューをしてくれている方達は、aptX Lossless対応イヤホンの通話性能のテストをするときは、録音するスマホ側もaptX Lossless対応スマホで録音してみて欲しい。
ちなみに、現在の高音質通話機能はざっくりとこれくらいある。
- LE Audio - Sonyの最近のイヤホンとXperia、Pixel Buds Pro2とPixel 8以降では実用化済み?まだまだ不安定な組み合わせが多いが将来的に主流になるはず。
- SWB - Pixel 7 Pro以降とPixel Buds Proで使える。BluetoothのクラシックオーディオのHFP v1.9で追加された、コーデックにLC3を使うもの。標準規格なので、後述の独自コーデックと違って今後使える機種が増えるだろう。でも同時にLE Audioにも対応するだろうから、どれくらい利用場面が増えるかは不明。
- aptX Voice - QualcommのSoCを利用した一部のスマホ&イヤホンの組み合わせで使える。aptX Losslessに対応してたら使える可能性が高い。仕組みはSWBと同じで、コーデックにaptX Voiceを使う。
- AAC-ELD - AppleのiPhoneとAirPods 第三世代以降で使えるもの。同じくHFPのコーデックにAAC-ELDを使う。従来のHD Voice(mSBC)のサンプリングレートが16kHz、SWBやaptX Voiceが32kHzなのに対して、AAC-ELDは24kHzらしいので、中間くらいの性能と思われる。
