エホバの証人になってはいけない

たまたまこの日記を見つけた。
http://d.hatena.ne.jp/bananachips/20060305

スッゴイ親近感。僕も途中離脱した2世(=親がエホバの証人で、子供のときからエホバの証人として教育された人)。

子供って、素直で、残酷。異質なものはすぐに拒絶する。そんな時代をエホバの証人として過ごすと、イジメやシカトが怖くて大抵の子は表裏を使い分けるようになる。例えば僕は小学校では一人称は「オレ」で、親の前では「僕」だった。そして、常に自分が「悪い子」だという罪悪感と付き合わないといけない。

と、人格形成にかなり影響を与えたけど、今の自分がそんなにキライじゃないし、別にエホバの証人を恨んではない。それどころか、今でも毎年、近所のエホバの証人のスキーツアーに参加してるくらい。

で、題の件だけど、エホバの証人の教理の一部を紹介する。もうすぐ(100年以内くらいだけど詳しい日時は神のみぞ知る)にハルマゲドンが起こってエホバの証人だけが生き残る。その後死者の復活がある。復活するのはエホバに忠実に生きた人(エホバの証人という宗教が出来る前も含む)と、真理を知る事無く死んでいった人。その後1000年かけながら地球を楽園にしていき、1000年後に一回試練があってそれに耐えた人が永遠の命を享受する。

つまり、この教理が正しければ、聖書を一度も勉強をした事が無い人はエホバの証人にならなくてもハルマゲドン後復活する事が出来る。まだエホバの証人になったことが無い人は、今後エホバの証人の勧誘は一切無視する事。例えエホバの証人の教理が正しくても、勉強するのは復活後で良い。
ちなみに、僕は聖書を勉強した事があるので、復活の権利は無い。

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