書き換え可能メディアはWriteOnceメディアより光に強い。

今日、友達と話していた事。一部勘違いして説明してたのでそれも訂正してメモっておく。
CD-RとかDVD-RみたいなWriteOnceメディアは、記録層に色素を使って、レーザーで色素に化学反応を起こさせる事で記録を行う。この色素が紫外線にも反応しちゃうので、太陽光に数日当てたり、蛍光灯でも長い時間当てたりするとデータが消えてしまう。また、紫外線に当てなくても少しずつ変化する。という事で、安物のメディアを使ってると1年前に書いたデータが消えてたりする。
CD-RWDVD-RAMみたいな書き換え可能メディアは、相変化方式を使ってる。記録面が特殊な金属で出来ていて、レーザーで温度をコントロールすることで結晶状態・アモルファス状態を切り替えることが出来る。色素で記録するよりも、断然紫外線に強い。
ついでに、DVD-RAMは書き込み時にベリファイを行い、書き込みに失敗したらそのセクタを捨てて代替セクタに書き込む。大容量のリムーバブルメディアとして非常に便利な機能。
DVD-R世代でデータが消える・壊れるに懲りた人は、WriteOnceな用途にも書き換え可能なメディアを使おう。

あと、記録層が腐食するといった壊れ方にはDVD-RAMも無力。100年保存したかったら、定期的に新しいメディアに移動するか、湿度・温度に注意して保管する事。

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