家の建築のように、手順がしっかり決っていて、前のことをやらないと次のことが出来ないという状況ならマネージメントにも意味がある。
でも、今のチームの状況は、余りにも仕事が多すぎて、何かの仕事が止まってたら別の仕事をするだけ。無駄な時間なんてほとんど無いし、あったら休みたい。そんな状況で、マネージメントにコストをかけてもムダ。
ソフト開発は創造作業だが、マネージメントは何も生み出さない。ソフト開発の足を引っ張るような何かがあるときにそれを取り除くのがマネージャーの仕事。プログラマとマネージャーとの関係は、奴隷と監視ではなく、小説家と編集の担当者の関係である。芸能人とそのマネージャーと言っても良いかな。そのマネージャーがプログラマの時間をムダに食ってどうするってんだ?
強引な言い方をすれば、管理は組織の中で仕事をする上で「仕方なく」必要なムダであり、必要最低限以上の管理は悪である。