Microsoft モダンUSB-Cヘッドセット vs Fnatic REACT

methane.hatenablog.jp

この記事で紹介したアイテムのうち、結局AGPtekのピンマイクに加えてタイトルの通りMSヘッドセットとFnaticのゲーミングヘッドセットを購入した。 ヘッドセット2つは同じような価格帯なので参考に比較してみた。

MicrosoftモダンUSB-Cヘッドセット

マイクテスト音声 Dropbox - ms modern usb-c headset.mp3 - Simplify your life

モダンUSB-Cヘッドセットの周波数特性

声だけをカリッとした感じでピックアップしていて、聞き取りやすい感じになっている。 ボリュームが小さいのが気になった。ゲインをあげるとサーというノイズが入っている。

スピーカーは、音楽を聴くのには全く向いていない。

Fnatic REACT

ゲーミング機器にあまり興味がなくてFnaticを知らなかったけれど、SonyのInzoneブランドのヘッドセットの監修もFnaticが監修していたり、ゲーミング系では有名なブランドらしい。

マイクテスト音声 Dropbox - FnaticGear REACT.mp3 - Simplify your life

Fnatic REACTの周波数特性

すごく感度が高く、Mac側のマイクのゲインを1メモリ分下げたけれどもまだ大きい。 上のヘッドセットに比べると低域、高域共に広く、たんなる通話用を超えてゲーム実況まで使えるような音質になっている。製品ページにはマイクのスペックは載っていないが、「Streamer-ready microphone」と書かれている。

こっちはサーではなくキーンというノイズが入っているけれども、まぁどちらにしろノイズ除去で消えるタイプの音なのであまり気にしなくていいだろう。

音楽を聞いても楽しい。さすがゲーミングヘッドセットだけあって、楽器一つ一つの音がはっきり聞き取れる気がする。 コードが1.2m(インラインでミュートとボリューム付き)と2mの延長ケーブルに分かれているのも、机の上に無駄に長いケーブルを置かなくていいので助かる。

パッドが良くてメガネをしていても全く痛くはならないのもいい。ただし大きめの密閉型だから、どうしても長時間着用していると蒸れる。夏の長時間利用は厳しいかもしれない。

ちなみにマイク部分は着脱可能になっていて、3.5mm3極プラグになっていたので、CTIA4極オスから3極*2メスに分岐するケーブルを買ってみたらマイク単体で利用可能だった。 夏は適当なクリップでどこかに固定してスタンドマイクとしても使えるかもしれない。

MM-MCU03BK

比較用にコンパクトなスタンドマイクの音声も乗せておく。

音声

Dropbox - sanwa supply MM-MCU03BK.mp3 - Simplify your life

MM-MCU03BKの周波数特性

こちらも周波数広めで、配信者向きとまではいかなくても、「通話用」マイクよりはずっといい音でビデオ通話ができる。 イヤホンやヘッドセットの通話用マイクはスペックが(書かれていたら)~10kHzになっていることが多いのだけれども、この製品は ~15kHzになっている。

ちなみに自分では買ってないけれども、オーテクも似たような小さいスタンドマイクを出していてスペック上は~16kHzになっているので、ミュートボタンが不要ならこちらの方がいいかもしれない。

このブログに乗せているコードは引用を除き CC0 1.0 で提供します。